黄昏のベルリン [連城三紀彦]

黄昏のベルリン
連城三紀彦


ナチスの収容所で起きた事件を元に、旧東西ドイツを舞台に繰り広げられるミステリ長編。
ユダヤ人と日本人のハーフとして生まれた主人公の青木は、自らの出生の秘密を解き明かすためにパリへ。
そこで徐々に明らかとなる想像もしなかった真実とは。
「壮大なスケール」と「緻密なプロット」という売り込みで評される本書だが、その言葉に嘘は無く、名作と呼んでいい作品。
主人公の出生の秘密以外にも、味方と思えたグループの活動意義など、全てのプロットが鮮やかに繋がってゆく。
ただ、どんでん返し作品かというとどうか。平均以上は明らかだが、寒気がするような結末ではなく、少し驚いた程度。
ミステリとして読む価値のある作品だった。


どんでん返し度:54


黄昏のベルリン (文春文庫)
文藝春秋
連城 三紀彦

ユーザレビュー:
“恋文”よりも…連城 ...
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