人間動物園 [連城三紀彦]

人間動物園
連城三紀彦



著者が2002年、「白光」と同時発表した作品。
大雪の日に東京の住宅街で起きた誘拐事件。
犯人は被害者宅の隅々まで盗聴器を張り巡らしており、警察による捜査は難航。
やがて一人の人物が主犯と明らかになるのだが、その「動機」と「本当の犯行」とは。

登場人物が多く、人物描写が浅いせいか読みづらく感じてしまうのが残念だが、作品のストーリーとしては変っているし例を見ないもの。同じ誘拐を扱う作品の多い岡嶋一人でも、この手の結末の作品はなかったように思える。
得点の評価は被害者が実際に脅迫されていた内容と、犯人が本当にやりたかった誘拐事件について。
ただ、その動機に納得がいかないのも事実で、「これが本作のどんでん返しです」とアピールするには少し強引な印象だった。


どんでん返し度:50


人間動物園 (双葉文庫)
双葉社
連城 三紀彦

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