グレイヴディッガー [高野和明]

グレイヴディッガー
高野和明


13階段の作者による猟奇サスペンスミステリ。
1年以上経過しながら無傷で発見された死体と、都内で起きる連続殺人事件。
一見関係の無さそうな事件が絡み合い、裏で操る黒幕の正体が明らかとなってゆく。
魔女狩りをなぞる残酷な殺人と、狡知だが憎めない主人公のバランスが絶妙で、比較的重い描写が多い作品ながら読んでいて楽しくなる。
検察の暗部をえぐるストーリーに関しては、流石に横山秀夫中嶋博行の作品と比べると「軽い」印象だが、その点もいい意味で著者の特徴だろう。
どんでん返しも正統派と呼べるもので、最後の描写なども真っ直ぐでいい。
どれをとっても平均以上で、個人的には好きな条件が揃っている作品。


どんでん返し度:64

グレイヴディッガー (講談社文庫)
講談社
高野 和明

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13階段と較べてしま ...
止まらない!!タイト ...
13階段より好きです ...
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