戻り川心中 [連城三紀彦]

戻り川心中
連城三紀彦


花にまつわる人間模様を描いた短編ミステリ集。
それぞれの物語が落ち着いた調子で語られるのだが、急展開で真相が明らかとなる流れが秀逸。
人の心を文学的タッチで語る著者特有の世界観が、物語と絶妙にマッチしており、読み手に心地よい読後感を与えてくれる。
5編それぞれが意外な結末で、予測することは難しく、どんでん返し度は短編集としては高め。
タイトルでもある「戻り川心中」の結末は、天才たる所以を表しており、大変気に入った作品となった。



どんでん返し度:65

戻り川心中 (光文社文庫)
光文社
連城 三紀彦

ユーザレビュー:
情緒纏綿花がモチーフ ...
「花」という美しい錯 ...
叙情派作家の本領連城 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック